日本の花粉カレンダー:月別の飛散時期
樹木
年の前半は樹木の花粉が中心です。国民の約4割が悩まされるスギは、暖かい西日本では1月下旬から飛び始め、4月まで続きます。ヒノキは約1か月遅れて続きます。スギがほとんどない北海道では、晩春のシラカバが主役です。
イネ科
初夏はイネ科の季節です。カモガヤなどの牧草類が河川敷や公園で5〜7月の主飛散期をつくり、晩夏にも小さな山があります。北海道や冷涼な高地では全体に約1か月遅れます。
雑草
秋は雑草の季節です。ブタクサとヨモギが8月中旬から10月にかけて飛散し、9月にピークを迎えます。道端や河川敷が主な発生源で、秋の花粉症の代表格です。
日本の花粉シーズンはいつからいつまで?
日本の花粉の1年は、九州や太平洋沿岸の暖地でスギが飛び始める1月下旬に事実上始まります。スギの本格的な飛散は2〜4月で、南西から北東へ移っていきます。ヒノキは約1か月遅れで3月下旬〜4月中旬にピークを迎えます。両方に反応する人が多く、春は2月から5月までひと続きに感じられることもあります。初夏(5〜7月)はイネ科、8月中旬〜10月はブタクサ・ヨモギなどの秋の雑草が続き、11〜12月が最も静かな時期です。
日本では地域差がとりわけ大きく、北海道にはスギ・ヒノキがほとんどなく、春の主役は4月下旬〜6月のシラカバです。沖縄はスギ・ヒノキの影響をほぼ受けません。南の地域は東北より数週間早く始まります。このカレンダーは全国的な平年の目安です。今日実際に飛んでいる花粉は東京の花粉情報や都市一覧でご確認ください。
カナムグラ・マツ・イネについて
よく話題になる花粉のうち、このカレンダーに行として載っていないものがあります。カナムグラは秋の代表的なアレルゲンのひとつで、特に関東のフェンスや河川敷で8〜10月に飛散しますが、当サイトの予報モデルが個別に追跡する種にはまだ含まれていません。4〜6月に車などを黄色く汚すマツの花粉は見た目こそ派手ですが、アレルギーの原因になることはまれです。その時期の症状はスギ・ヒノキ・イネ科の可能性が高いでしょう。イネ(稲)は8月に短く開花し、イネ科全体の行に含まれます。なお一部の行は、日本の在来種に最も近い追跡種を当てています(ハンノキ→ヨーロッパハンノキ、シラカバ→シダレカンバ、コナラ・クヌギ→ヨーロッパナラ、ヨモギ→オウシュウヨモギ)。飛散時期は日本の種に合わせて設定しています。
よくある質問
スギ花粉はいつまで飛ぶ?
スギの本格的な飛散は2〜4月で、2月下旬〜3月がピークです。ほとんどの地域で4月下旬までに収まり、その後はヒノキが5月まで続きます。
ヒノキ花粉はいつからいつまで?
ヒノキは3〜5月に飛散し、スギより約1か月遅れて3月下旬〜4月中旬にピークを迎えます。西日本で特に多く飛びます。
秋にも花粉症になるのはなぜ?
秋の花粉症の主な原因はブタクサ、ヨモギ、カナムグラです。8月中旬から10月にかけて飛散し、9月がピークです。イネ科の晩夏の飛散も影響します。